Amazon S3を使って社内用ファイルサーバーを構築する

本記事では、Amazon S3を使ってファイルサーバーを構築する方法について書いていきます。

<準備するもの>
・ファイルサーバーとする Windows マシン 1台(同時アクセス数が 20 ユーザー以下なら Windows Server でなくても OK)
・AWS アカウント(なくても1年間無料で作成可能です)
・JPCYBER S3 Drive - Amazon S3 マウントツール(30日無料体験版あり)

  1. ファイルサーバーとする Windows マシンに JPCYBER S3 Drive をインストール
    こちら(https://www.jpcyber.com/s3-drive#download)から JPCYBER S3 Drive のインストーラーをダウンロードして、インストールします。インストール作業は、ファイルサーバーとする Windows マシン 1台だけで大丈夫です。


  2. S3 バケットをマウントする
    ファイルサーバーとして使う S3 バケットを AWS 管理コンソールであらかじめ作成しておきます。その時、IAM ユーザーと IAM ポリシーの作成もしておきます。(詳細はこちら
    JPCYBER S3 Drive を起動し、メイン画面から [新規追加] をクリックし、S3 バケットをマウントします。

    <ポイント 1>
    [ドライブのオプション] 設定画面で、[他のコンピューターにバケットを共有する] をチェックして有効にします。(既定ではオフになっています)

    これで、同一LAN内の他の PC から S3 バケットが参照できるようになります。

    <ポイント 2>
    [ツール] → [オプション] 画面に高速化キャッシュの設定項目があります。

    例えば、内蔵SSD、または外付けSSDを接続し、そのドライブを [保存先フォルダー] に設定し、[キャッシュ サイズ] をそのドライブの容量(500 GBなど)に設定すれば、ファイルサーバーを非常に高速化することができます。


  3. 他の PC から S3 バケットをネットワークドライブに割り当てる
    他の PC から先程の S3 バケットをネットワークドライブに割り当てて、アクセスできるようにします。標準の Windows のファイル共有機能でネットワークドライブに割り当てます。

    使い勝手としては NAS と同様に使うことができます。しかも S3 バケットなので、容量はほぼ無制限! 夢のようなクラウド環境が構築できました。


  4. 運用中に「コンピュータへの接続数が最大値に達しているため、これ以上このリモートコンピュータに接続できません。」というエラーメッセージが表示される場合

    これは、ファイル共有のために接続した時のセッションが、通信が終わっても 15分間アイドル セッションとして保持されていることが原因です。OS の既定値は 15分ですが、コマンドで変更することができます。

    コマンド プロンプトを管理者として実行して、以下のコマンドを実行してください。

    net config server /autodisconnect:0
    

    これで、通信が終わった後のセッション保持時間をゼロにすることができます。net config server コマンドで、現在のアイドル セッション時間を確認できます。

    ※ 同時接続ユーザー数が 20 を超える場合は、Windows Server での運用をご検討ください。




Amazon SaaSストアにて、「JPCYBER S3 Drive」の販売を開始

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